Tag: SEL40F25G (1/2)
桜味蕾
2月,唐突に河津桜が見頃を迎えたニュースが舞い込んで,桜前線がやってくる.感覚的にはまだ真冬の頃で,北海道なら冬の間降り積もった雪がそこかしこに積み上げられて,そろそろ雪の置き場所に困るんじゃないかと不安になり始める,そんな真冬に既に桜の季[…]
Epilogue. 唇からメキシコが薫る | Letter from Havana
カリブ海の真珠,あるいはアメリカの裏庭.どういうわけか,裏庭に押し入るために表玄関を通るのは現実的ではないらしい.よってキューバにはメキシコを経由して訪れた.往路のトランジットで1日,復路のトランジットで6時間,それがメキシコで使える時間だ[…]
05. 胃に差す光 | Letter from Havana
キューバ3日目の朝.4日目は昼過ぎの便でキューバを発つので,実質的には今日が観光最終日になる.朝8時にホテルで朝食を食べる.前日は朝7時に朝食にしてもらったのだが,どういうわけか朝7時のキューバはまだ暗かった.その反省を活かしての朝8時であ[…]
04. それは多分曇りだったから | Letter from Havana
ハバナの北側,メキシコ湾に寄り添って伸びるマレコン通りを歩く.一応,カリブ海らしい夏めいた晴れ空を期待して来たのだが,「旅先を曇らせがち」問題は日付変更線を越えた西半球までつきまとってくるらしい.ガッツリと曇り空が背景となっている.パルケセ[…]
03. TenienteRey通りSan Ignacio西入ル | Letter from Havana
この旅行を計画するにあたって何度もGoogleMapやOpenStreetMapを見た.主要な観光スポットはどこか.良さげなホテルはどれか.食事が美味しそうなところはないか.そもそも地図を読むのは得意だし,好きなのだが,地名に慣れていないか[…]
逢魔時の蕎麦の香り
自他ともに認めるとんでもない弱さの胃腸の持ち主として,旅行中の食事には結構気を使う.汚い話,何かしら食べると9割9分腹痛を起こす.よって,食事と排泄はほとんど1セットと言って良い.食事をする場合その後のトイレへの駆け込みも含めて考えておく必[…]